松阪牛と但馬牛の違いを教えてください。

松阪牛の元は兵庫県の但馬から仕入れた但馬牛です。

しかしそのまま売っても上質な食肉の等級は得られません。

肥育農家の役割についてお話ししましょう。

■但馬牛を丹念に育てて最高クラスになる。

多くの人に知られるようになりましたが、松阪牛はその多くが仔牛の産地とされる但馬地方(兵庫県)の但馬牛を肥育農家が仕入れ育てたものです。

肥育にはだいたい3年の月日を要しますが、そのあいだ肥育農家では、松阪牛の最高等級であるA5 ランクの肉質と歩留まりが得られるよう、丹念に育てて出荷の日を迎えます。

■伝統の肥育法に独自の肥育法をプラス。

肥育農家が用いる餌には、古くから用いられてきた稲わらやふすま、大豆粕のほか、良質な大麦などが中心となります。

また農家個々に多彩な肥育方法がとられていて、牛の食欲増進のためにビールを与えたり、体の色つやを際立たせたりするめの“焼酎マッサージ”、放牧時間の延長、クラシック音楽のBGMなどを行なっているところもあります。

肥育農家にとって自分が育てた牛が最高等級を獲得することは収入を増し名誉にも値することなので、こうした工夫には余念がありません。

■肥育方法は、松阪食肉公社のホームページにも詳しく公開されています。

また個々の肥育農家をたどって独自の肥育法を見聞するのも楽しみです。

但馬牛を仕入れて松阪牛に育てあげることで、但馬牛にはない食肉としての品質が生まれます。

それを行なうのが肥育農家です。

但馬牛をそのまま仕入れて売っても、松阪牛にまさる等級は獲得できません。

ホームページで確認しましょう。

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